第92回都市対抗野球大会中国地区二次予選、いよいよ第一代表決定戦を迎えました。

昨年限りで、三菱重工広島硬式野球部が75年に及ぶ歴史に幕を閉じ、今年の夏に行なわれた第46回社会人野球日本選手権は、伯和ビクトリーズとJFE西日本、三菱自動車倉敷オーシャンズの3チームが本選進出。中国地区の社会人野球は、また一歩新たな時代に進もうとしています。

プロ野球と違い、新規加盟、また解散が毎年のようにある日本野球連盟登録チーム。中国地区ではここ10年で、三菱重工三原硬式野球部が解散し、広島硬式野球部が解散となりましたが、その間、福山ローズファイターズが結成され、広島ベースボールクラブが発足しました。そしてどの地区でも「新しいうねり」が起こっています。中国地区にも確実にその波は押し寄せています。

日本鋼管福山からNKKの流れをくむ、全国大会常連のJFE西日本、再結成して丸9年ながら、2年目には都市対抗野球大会初出場、2017年には日本選手権でベスト8、一気に広島県のトップに駆け上がったJR西日本、この2チームを中心に、また目標として、中国地区の社会人野球はまだまだレベルアップすると思われますし、そうでないといけないとも考えます。


強豪がひとつ、消えてしまった今年はそのよい試金石、とも考えます。伯和ビクトリーズは、二大大会連続出場となると、2012年以来9年ぶり4度目。過去に6年連続都市対抗野球大会出場の経験もある伯和ビクトリーズ。二大大会連続出場で、再びその紫の光を放つ事が出来るか。


JR西日本も黙ってはいないはず。都市対抗野球大会出場に関しては、すでに3年の空白期間があります。ここでひとつ、意気上がる紫を叩いて、青い光を放ちたいところ。主力選手の皆さんも、スポーツ選手として一番力を発揮出来る年齢だと思います。入社して日の浅い選手も力を付けてきました。今が一番、強い時期かとも考えます。久しぶりに「コバルトブルーの波」を東京ドームに。
スターティングオーダー
先攻:広島市・JR西日本
1(左)春原直登 (佐久長聖高校~関東学院大学)
2(二)櫻井 涼(広島商業高校~近畿大学工学部~三菱重工広島)
3(中)大倉卓也 (智辯学園和歌山高校~関西学院大学)
4(指)西山統麻 (智辯学園和歌山高校)
5(一)田村 強 (玉野高校~大阪体育大学)
6(三)藤澤拓斗 (柳ケ浦高校~西濃運輸~中日ドラゴンズ)
7(捕)岩崎魁人 (九州国際大学付属高校~東北福祉大学)
8(右)戸田航史 (大阪商業大学付属高校~大阪商業大学)
9(遊)野邊優汰 (明豊高校)





投:向井翔也 (広島工業高校~近畿大学工学部)
後攻:東広島市・伯和ビクトリーズ
1(中)泉 祐介 綾羽高校~花園大学~滋賀ユナイテッド
2(一)池田侑矢 (広陵高校~大阪商業大学)
3(右)藤澤直樹 (伊那弥生ケ丘高校~日本体育大学)
4(左)中山竜秀 (九州国際大学附属高校)
5(遊)中西玲人 (箕島高校~奈良学園大学)
6(三)森脇智哉 (作陽高校~広島経済大学)
7(指)上甲凌大 (宇和島東高校)
8(捕)橋本昂稀 (地球環境高校~京都学園大学)
9(二)土井力丸 (尽誠学園高校~大阪商業大学)





投:平岡 航 (鴨沂高校~京都学園大学)
審判員

球審:戸田和雄 一塁:古川裕宗 二塁:藤田芳博 三塁:矢橋輝
成績
1回表

春原 3―1から5球目を選んでフォアボール

櫻井 0―2から3球目を空振り三振

大倉 初球を打ってサードゴロダブルプレイ
1回裏

泉 1―2から4球目を打ってライト前ヒット

池田 初球を打ってサードゴロ ファーストランナー泉はセカンドへ

藤澤 3―1から5球目を選んでフォアボール


中山 2―2から6球目を打ってレフト前ヒット




中西 2―2から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ


森脇 1―1から3球目を打ってセンターオーバータイムリーツーベースヒット


東広島市3―0広島市

上甲 1―0から2球目を打ってファーストゴロ
2回表

西山 0―1から2球目を打ってセンターフライ


田村 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ

藤澤 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
2回裏

橋本 1―2から4球目を打ってレフトフライ

土井 3―1から5球目を打ってレフトフライ

泉 1―0から2球目を打ってライトフライ

3回表

岩崎 初球を打ってサードゴロ

戸田 3―1から5球目を選んでフォアボール


野邉 フルカウントから6球目を見逃し三振 しかしファーストランナー戸田はセカンド盗塁成功


春原 1―1から3球目を打ってセカンド内野安打

櫻井 3―1から5球目を選んでフォアボール

大倉 1―1から3球目を打ってピッチャーゴロ
3回裏

池田 1―1から球3目を打ってレフト前ヒット

藤澤 2―1から4球目をファースト前送りバント

JR西日本選手交代



ピッチャー向井に代えて大畑理暉(履正社高校~奈良学園大学)


中山 2―1から4球目を打ってショートゴロ


中西 2―2から5球目を打って右中間へタイムリーツーベースヒット
東広島市4―0広島市

森脇 0―1から2球目を打ってセンターフライ
4回表

西山 2―2から6球目を打ってセンターフライ

田村 2―1から4球目を打ってライト前ヒット


藤澤 0―1から2球目を打ってセカンドフライ


岩崎 1―2から4球目を空振り三振
4回裏

上甲 2―1から4球目を打ってセカンドゴロ

橋本 1―1から3球目を打ってセンターフライ

土井 2―2から5球目を見逃し三振
5回表

戸田 フルカウントから7球目を打ってライトファウルフライ


野邉 初球を打ってライト前ヒット

春原 1―2から4球目を打ってピッチャーゴロセカンドフォースアウト

櫻井 2―0から3球目を打ってライトフライ
5回裏

泉 2―1から4球目を打ってショートゴロ


池田 0―1から2球目を打ってショートゴロ

藤澤 1―2から球目を見逃し三振
6回表

大倉 1―1から3球目を打ってセンターフライ

西山 1―0から2球目を打ってセンター前ヒット


田村 初球を打ってショートゴロセカンドフォースアウト

藤澤の代打土井拓海(広島新庄高校) 初球を打ってショートゴロ

6回裏
JR西日本シート変更
代打土居がそのまま入りサード


中山 1―2から4球目を打ってライト前ヒット


中西 0―1から2球目をピッチャー前送りバント失敗セカンドフォースアウト


森脇 初球を打ってファーストファウルフライ

上甲 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ
7回表

岩崎 初球を打ってセカンドゴロ

戸田 1―1から3球目を打ってセンターフライ

野邉 2―2から6球目を打ってセカンドゴロ
7回裏


橋本 0―1から2球目を打ってレフト前ヒットと処理エラー

土井 初球をキャッチャー前送りバント


泉 2―1から4球目を打って左中間へタイムリーツーベースヒット

東広島市5―0広島市

池田 初球デッドボール
JR西日本選手交代




ピッチャー大畑に代えて齋藤雄太(智辯学園和歌山高校)

藤澤 フルカウントから7球目を打ってライト前ヒット


中山 0―1から2球目を打ってライト前タイムリーヒット

東広島市6―0広島市

中西 0―1から2球目を打ってライトフライ

森脇 1―1から3球目を打ってライトフライ
8回表

春原 フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット
櫻井 初球を打ってレフトタイムリー線ツーベースヒット





東広島市6―1広島市
大倉 フルカウントから8球目を空振り三振
西山 2―2から6球目を空振り三振

田村 0―2から3球目を打ってライト前タイムリーヒット

東広島市6―2広島市
土居 2―2から5球目を打ってサードゴロ送球エラー
岩崎 1―1から3球目を打ってファーストファウルフライ
8回裏

上甲の代打山本航樹(東福岡高校~愛知工業大学) 1―1から3球目がデッドボール
伯和ビクトリーズ選手交代

ファーストランナー山本昂に代えて山本健仁(滝川第二高校)



橋本 0―1から2球目をキャッチャー前送りバント キャッチャーの走塁妨害でファーストへ

土井 0―1から2球目をサード前送りバントが内野安打

泉 0―2から3球目を打ってファーストゴロダブルプレイ
JR西日本選手交代


ピッチャー齋藤に代えて山下仁(須磨翔風高校~上武大学)


池田 2―2から5球目を打ってサードファウルフライ
9回表
戸田 1―2から4球目を空振り三振
野邉 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ
春原 1―2から4球目を打ってレフト前ヒット
櫻井 1―1から3球目を打ってレフトフライ







東広島市・伯和ビクトリーズ、3年ぶり10度目の都市対抗野球大会出場おめでとうございます!
周南市野球場
第92回都市対抗野球大会中国地区二次予選第一代表決定戦 兼 第69回中国地区社会人野球選手権大会
広島市・JR西日本
000 000 020 0 H6 E2
301 000 20X 6 H10 E2
東広島市・伯和ビクトリーズ
試合開始13:30 試合終了16:15

東広島市・伯和ビクトリーズ が、2018年以来3年ぶりに都市対抗野球大会本選への出場、それと同時に、社会人野球日本選手権との今年度のダブル出場を、3試合、投打共に圧勝で決めました。


社会人野球日本選手権とのダブル出場は、2012年以来9年ぶり4度目。まだ1年ですが、三菱重工広島硬式野球部の後継に堂々、名乗りを挙げたと言っても、決して大袈裟ではない、と感じます。


初戦を、11対1の圧勝で勢いに乗った、とも考えられますが、二次予選での伯和ビクトリーズには、若さや勢いだけではない、力強さや荒ぶるたくましさを感じました。昨年から大きなメンバーの入れ替えもない状態での今年の豹変っぷり。この力強さはどこから来たんでしょうか?

勝手な想像ですが、昨年度よりチームに復帰された、OBの下瀬徹コーチ(広陵高校~広島ウェルネススポーツ専門学校/2010年現役引退/現在スポーツクラブHAKUWA勤務)を中心に、いちアスリートとしてのトレーニングの見直し、それがようやく完成形に近付いたからではないでしょうか。


緊急事態宣言の発令で、東広島アクアスタジアムでの練習もままならない状態。ゆえに今いる選手に時間をかけ、試行錯誤しながら、地道な基礎トレーニングを繰り返した結果が、二大大会連続出場に繋がったんでしょう、その下瀬コーチ、歓喜の輪の中で、ひとり涙ぐんでおられました。


そして、常に「強さ」を求められる企業のシンボルチーム。たった3年ではありますが、半数近い選手の入れ替えがありました。もちろんその中には、無念のままにユニフォームを脱いだ選手もおられるでしょう。


ただそれも、チームとして強くなる為に必要不可欠なもの、と割り切っております。それもまた社会人野球なんだとも認識しております、プロ野球に比べて明らかに短い社会人野球選手の現役生活。その中でいかに強烈な光を放つ事が出来るか。その光の一本目は紫色でした。


当然、他にも強くなった理由は多々あるとは思いますが、何はともあれ、3年ぶり10回目の都市対抗野球大会本選出場、本当におめでとうございます!
表彰式

周南市野球場での整列はおてのもの。

まず手渡されるのは、中国地区社会人野球選手権の優勝旗。タイトルが長くなるので省略していますが、第92回都市対抗野球大会中国地区予選は「第39回中国地区社会人野球選手権」とししても行われています。都市対抗野球大会第二代表は「準優勝」として扱われます。

第一代表の認定証を受け取る中西玲人副主将。疲れているのか舞い上がっているのか、応援席に向かって掲げる余裕なし?

中国地区第一代表の「盾」。

そして、最高殊勲選手賞は「当然」平岡航投手。真夏のような」炎天下の中、中一日空けての22イニング4失点の力投。伯和ビクトリーズが本選で勝ち上がるには、もう一人、先発が欲しいところかなぁ。

ひとまず、この日をもちまして、私の今年の都市対抗野球大会二次予選観戦は終了です。三日間とも30度を越える、ありえない猛暑の中での試合でしたが、やはり都市対抗野球大会と言うのは「夏にやるもんなんだ」と言うのを、天気が示してくれたんだとすら思います。
そしてこの熱気は、そのまま晩秋の東京ドームにつながります。



昨年限りで、三菱重工広島硬式野球部が75年に及ぶ歴史に幕を閉じ、今年の夏に行なわれた第46回社会人野球日本選手権は、伯和ビクトリーズとJFE西日本、三菱自動車倉敷オーシャンズの3チームが本選進出。中国地区の社会人野球は、また一歩新たな時代に進もうとしています。



プロ野球と違い、新規加盟、また解散が毎年のようにある日本野球連盟登録チーム。中国地区ではここ10年で、三菱重工三原硬式野球部が解散し、広島硬式野球部が解散となりましたが、その間、福山ローズファイターズが結成され、広島ベースボールクラブが発足しました。そしてどの地区でも「新しいうねり」が起こっています。中国地区にも確実にその波は押し寄せています。



日本鋼管福山からNKKの流れをくむ、全国大会常連のJFE西日本、再結成して丸9年ながら、2年目には都市対抗野球大会初出場、2017年には日本選手権でベスト8、一気に広島県のトップに駆け上がったJR西日本、この2チームを中心に、また目標として、中国地区の社会人野球はまだまだレベルアップすると思われますし、そうでないといけないとも考えます。






強豪がひとつ、消えてしまった今年はそのよい試金石、とも考えます。伯和ビクトリーズは、二大大会連続出場となると、2012年以来9年ぶり4度目。過去に6年連続都市対抗野球大会出場の経験もある伯和ビクトリーズ。二大大会連続出場で、再びその紫の光を放つ事が出来るか。






JR西日本も黙ってはいないはず。都市対抗野球大会出場に関しては、すでに3年の空白期間があります。ここでひとつ、意気上がる紫を叩いて、青い光を放ちたいところ。主力選手の皆さんも、スポーツ選手として一番力を発揮出来る年齢だと思います。入社して日の浅い選手も力を付けてきました。今が一番、強い時期かとも考えます。久しぶりに「コバルトブルーの波」を東京ドームに。
スターティングオーダー
先攻:広島市・JR西日本
1(左)春原直登 (佐久長聖高校~関東学院大学)
2(二)櫻井 涼(広島商業高校~近畿大学工学部~三菱重工広島)
3(中)大倉卓也 (智辯学園和歌山高校~関西学院大学)
4(指)西山統麻 (智辯学園和歌山高校)
5(一)田村 強 (玉野高校~大阪体育大学)
6(三)藤澤拓斗 (柳ケ浦高校~西濃運輸~中日ドラゴンズ)
7(捕)岩崎魁人 (九州国際大学付属高校~東北福祉大学)
8(右)戸田航史 (大阪商業大学付属高校~大阪商業大学)
9(遊)野邊優汰 (明豊高校)


















投:向井翔也 (広島工業高校~近畿大学工学部)
後攻:東広島市・伯和ビクトリーズ
1(中)泉 祐介 綾羽高校~花園大学~滋賀ユナイテッド
2(一)池田侑矢 (広陵高校~大阪商業大学)
3(右)藤澤直樹 (伊那弥生ケ丘高校~日本体育大学)
4(左)中山竜秀 (九州国際大学附属高校)
5(遊)中西玲人 (箕島高校~奈良学園大学)
6(三)森脇智哉 (作陽高校~広島経済大学)
7(指)上甲凌大 (宇和島東高校)
8(捕)橋本昂稀 (地球環境高校~京都学園大学)
9(二)土井力丸 (尽誠学園高校~大阪商業大学)


















投:平岡 航 (鴨沂高校~京都学園大学)
審判員




球審:戸田和雄 一塁:古川裕宗 二塁:藤田芳博 三塁:矢橋輝
成績
1回表




春原 3―1から5球目を選んでフォアボール




櫻井 0―2から3球目を空振り三振




大倉 初球を打ってサードゴロダブルプレイ
1回裏




泉 1―2から4球目を打ってライト前ヒット




池田 初球を打ってサードゴロ ファーストランナー泉はセカンドへ




藤澤 3―1から5球目を選んでフォアボール








中山 2―2から6球目を打ってレフト前ヒット















中西 2―2から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ








森脇 1―1から3球目を打ってセンターオーバータイムリーツーベースヒット






東広島市3―0広島市




上甲 1―0から2球目を打ってファーストゴロ
2回表




西山 0―1から2球目を打ってセンターフライ








田村 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ




藤澤 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
2回裏




橋本 1―2から4球目を打ってレフトフライ




土井 3―1から5球目を打ってレフトフライ




泉 1―0から2球目を打ってライトフライ



3回表




岩崎 初球を打ってサードゴロ




戸田 3―1から5球目を選んでフォアボール








野邉 フルカウントから6球目を見逃し三振 しかしファーストランナー戸田はセカンド盗塁成功








春原 1―1から3球目を打ってセカンド内野安打




櫻井 3―1から5球目を選んでフォアボール




大倉 1―1から3球目を打ってピッチャーゴロ
3回裏




池田 1―1から球3目を打ってレフト前ヒット




藤澤 2―1から4球目をファースト前送りバント



JR西日本選手交代











ピッチャー向井に代えて大畑理暉(履正社高校~奈良学園大学)








中山 2―1から4球目を打ってショートゴロ







中西 2―2から5球目を打って右中間へタイムリーツーベースヒット
東広島市4―0広島市




森脇 0―1から2球目を打ってセンターフライ
4回表




西山 2―2から6球目を打ってセンターフライ




田村 2―1から4球目を打ってライト前ヒット








藤澤 0―1から2球目を打ってセカンドフライ








岩崎 1―2から4球目を空振り三振
4回裏




上甲 2―1から4球目を打ってセカンドゴロ




橋本 1―1から3球目を打ってセンターフライ




土井 2―2から5球目を見逃し三振
5回表




戸田 フルカウントから7球目を打ってライトファウルフライ








野邉 初球を打ってライト前ヒット




春原 1―2から4球目を打ってピッチャーゴロセカンドフォースアウト




櫻井 2―0から3球目を打ってライトフライ
5回裏




泉 2―1から4球目を打ってショートゴロ








池田 0―1から2球目を打ってショートゴロ




藤澤 1―2から球目を見逃し三振
6回表




大倉 1―1から3球目を打ってセンターフライ




西山 1―0から2球目を打ってセンター前ヒット








田村 初球を打ってショートゴロセカンドフォースアウト




藤澤の代打土井拓海(広島新庄高校) 初球を打ってショートゴロ



6回裏
JR西日本シート変更
代打土居がそのまま入りサード








中山 1―2から4球目を打ってライト前ヒット








中西 0―1から2球目をピッチャー前送りバント失敗セカンドフォースアウト








森脇 初球を打ってファーストファウルフライ




上甲 0―1から2球目を打ってセカンドゴロ
7回表




岩崎 初球を打ってセカンドゴロ




戸田 1―1から3球目を打ってセンターフライ




野邉 2―2から6球目を打ってセカンドゴロ
7回裏








橋本 0―1から2球目を打ってレフト前ヒットと処理エラー




土井 初球をキャッチャー前送りバント








泉 2―1から4球目を打って左中間へタイムリーツーベースヒット



東広島市5―0広島市




池田 初球デッドボール
JR西日本選手交代












ピッチャー大畑に代えて齋藤雄太(智辯学園和歌山高校)




藤澤 フルカウントから7球目を打ってライト前ヒット








中山 0―1から2球目を打ってライト前タイムリーヒット



東広島市6―0広島市




中西 0―1から2球目を打ってライトフライ




森脇 1―1から3球目を打ってライトフライ
8回表




春原 フルカウントから6球目を打ってレフト前ヒット
櫻井 初球を打ってレフトタイムリー線ツーベースヒット















東広島市6―1広島市
大倉 フルカウントから8球目を空振り三振
西山 2―2から6球目を空振り三振




田村 0―2から3球目を打ってライト前タイムリーヒット



東広島市6―2広島市
土居 2―2から5球目を打ってサードゴロ送球エラー
岩崎 1―1から3球目を打ってファーストファウルフライ
8回裏




上甲の代打山本航樹(東福岡高校~愛知工業大学) 1―1から3球目がデッドボール
伯和ビクトリーズ選手交代



ファーストランナー山本昂に代えて山本健仁(滝川第二高校)












橋本 0―1から2球目をキャッチャー前送りバント キャッチャーの走塁妨害でファーストへ




土井 0―1から2球目をサード前送りバントが内野安打




泉 0―2から3球目を打ってファーストゴロダブルプレイ
JR西日本選手交代








ピッチャー齋藤に代えて山下仁(須磨翔風高校~上武大学)








池田 2―2から5球目を打ってサードファウルフライ
9回表
戸田 1―2から4球目を空振り三振
野邉 1―0から2球目を打ってセカンドゴロ
春原 1―2から4球目を打ってレフト前ヒット
櫻井 1―1から3球目を打ってレフトフライ


















東広島市・伯和ビクトリーズ、3年ぶり10度目の都市対抗野球大会出場おめでとうございます!




周南市野球場
第92回都市対抗野球大会中国地区二次予選第一代表決定戦 兼 第69回中国地区社会人野球選手権大会
広島市・JR西日本
000 000 020 0 H6 E2
301 000 20X 6 H10 E2
東広島市・伯和ビクトリーズ
試合開始13:30 試合終了16:15

東広島市・伯和ビクトリーズ が、2018年以来3年ぶりに都市対抗野球大会本選への出場、それと同時に、社会人野球日本選手権との今年度のダブル出場を、3試合、投打共に圧勝で決めました。






社会人野球日本選手権とのダブル出場は、2012年以来9年ぶり4度目。まだ1年ですが、三菱重工広島硬式野球部の後継に堂々、名乗りを挙げたと言っても、決して大袈裟ではない、と感じます。






初戦を、11対1の圧勝で勢いに乗った、とも考えられますが、二次予選での伯和ビクトリーズには、若さや勢いだけではない、力強さや荒ぶるたくましさを感じました。昨年から大きなメンバーの入れ替えもない状態での今年の豹変っぷり。この力強さはどこから来たんでしょうか?



勝手な想像ですが、昨年度よりチームに復帰された、OBの下瀬徹コーチ(広陵高校~広島ウェルネススポーツ専門学校/2010年現役引退/現在スポーツクラブHAKUWA勤務)を中心に、いちアスリートとしてのトレーニングの見直し、それがようやく完成形に近付いたからではないでしょうか。






緊急事態宣言の発令で、東広島アクアスタジアムでの練習もままならない状態。ゆえに今いる選手に時間をかけ、試行錯誤しながら、地道な基礎トレーニングを繰り返した結果が、二大大会連続出場に繋がったんでしょう、その下瀬コーチ、歓喜の輪の中で、ひとり涙ぐんでおられました。






そして、常に「強さ」を求められる企業のシンボルチーム。たった3年ではありますが、半数近い選手の入れ替えがありました。もちろんその中には、無念のままにユニフォームを脱いだ選手もおられるでしょう。






ただそれも、チームとして強くなる為に必要不可欠なもの、と割り切っております。それもまた社会人野球なんだとも認識しております、プロ野球に比べて明らかに短い社会人野球選手の現役生活。その中でいかに強烈な光を放つ事が出来るか。その光の一本目は紫色でした。






当然、他にも強くなった理由は多々あるとは思いますが、何はともあれ、3年ぶり10回目の都市対抗野球大会本選出場、本当におめでとうございます!
表彰式


周南市野球場での整列はおてのもの。


まず手渡されるのは、中国地区社会人野球選手権の優勝旗。タイトルが長くなるので省略していますが、第92回都市対抗野球大会中国地区予選は「第39回中国地区社会人野球選手権」とししても行われています。都市対抗野球大会第二代表は「準優勝」として扱われます。


第一代表の認定証を受け取る中西玲人副主将。疲れているのか舞い上がっているのか、応援席に向かって掲げる余裕なし?


中国地区第一代表の「盾」。


そして、最高殊勲選手賞は「当然」平岡航投手。真夏のような」炎天下の中、中一日空けての22イニング4失点の力投。伯和ビクトリーズが本選で勝ち上がるには、もう一人、先発が欲しいところかなぁ。


ひとまず、この日をもちまして、私の今年の都市対抗野球大会二次予選観戦は終了です。三日間とも30度を越える、ありえない猛暑の中での試合でしたが、やはり都市対抗野球大会と言うのは「夏にやるもんなんだ」と言うのを、天気が示してくれたんだとすら思います。
そしてこの熱気は、そのまま晩秋の東京ドームにつながります。
2021.10.08 / Top↑